
伊達政宗が築いた、
仙台をたどる半日旅。
城を築き、街を整え、文化を育てた伊達政宗。現在の仙台に残る足跡をたどりながら、景色と仙台の味を楽しむ半日旅です。
START
仙台の街は、政宗の城下町から始まった
今回の旅の主役は、仙台藩初代藩主・伊達政宗。関ヶ原の戦いの翌年、1601年から仙台城の築城と城下町づくりを進め、現在の仙台につながる都市の基礎を築きました。旅の出発点でまず知っておきたいのは、政宗の足跡が一つの史跡だけに残っているのではなく、仙台という街そのものに広がっていることです。
政宗は城と城下町を整えるだけでなく、領内の産業や交通にも力を入れました。北上川の治水や石巻港の整備、仙台米を江戸へ運ぶ海上輸送など、藩の経済を支える仕組みをつくり、東北の政治・経済・文化の発展につながる土台を築いていきます。
さらに、大崎八幡宮をはじめとする寺社の造営、茶や和歌、能などの文化振興にも取り組みました。1613年には支倉常長らの慶長遣欧使節を送り出し、海の向こうとの交易や外交にも目を向けています。城主としてだけではなく、街をつくり、産業を育て、文化を残した人物として見ると、仙台でたどれる政宗の姿はぐっと立体的になります。
今回の半日旅では、その大きな功績のすべてを追いかけるのではなく、現在の仙台で実際に見て歩ける場所に絞ります。仙台城跡から街を眺め、大崎八幡宮で伊達文化に触れ、仙台の味を楽しみ、最後は政宗が眠る瑞鳳殿へ。点在する史跡を「政宗がどんな仙台をつくったのか」という一本の物語でつないで歩きます。
SENDAI CASTLE
仙台城跡から、政宗が築いた街を見る
まず訪れたいのが仙台城跡。青葉山の地形を生かして築かれた城で、現在は本丸跡から仙台市街を広く見渡せます。
ここで目を引くのが伊達政宗騎馬像。仙台を象徴する景色のひとつですが、像だけを見て終わるのではなく、その先に広がる現在の街まで眺めたいところです。
400年以上前、政宗がここを拠点に城下町づくりを始めたことを知ってから市街を見下ろすと、今回の旅のテーマが一気につながります。


PHOTO SPOTS
歩きながら残したい、政宗の仙台
仙台城跡を出たあとも、街の中には政宗と伊達家につながる景色が残っています。建物の華やかさ、城下町から続く街の緑、そして政宗が眠る場所。それぞれ雰囲気が大きく違うので、移動しながら仙台の表情の変化も楽しめます。

01
大崎八幡宮
政宗によって造営された社殿は、黒漆を基調に金箔や極彩色の装飾が映える華やかな姿。城や街だけではない、仙台に残された伊達文化を感じられます。

02
定禅寺通
ケヤキ並木が続く現在の仙台を代表する街路。歴史スポットだけでなく、政宗が築いた城下町から発展した「今の仙台」の空気も残しておきたい景色です。

03
仙台市博物館
仙台城跡の近くにあり、伊達家や仙台藩にまつわる資料に触れられる場所。街歩きの途中で、目の前の史跡と政宗の時代をつなげて楽しめます。
EAT SENDAI
歴史歩きの途中で、仙台の味を
歴史の話が続いたら、ここで仙台の味へ。政宗と現代の名物を無理につなげず、旅の途中で今の仙台を楽しみます。

食べる
仙台名物・牛たん
仙台で食事をするなら候補に入れたい定番。厚切りの牛たんを麦飯やテールスープと一緒に味わえば、歴史散策の合間のしっかりした昼食になります。

甘味
ずんだでひと休み
枝豆をすりつぶしたずんだは、仙台・宮城を代表する味のひとつ。餅だけでなくスイーツにも広がっているので、街歩きの休憩にも取り入れやすい名物です。
ZUIHODEN
最後は、政宗が眠る瑞鳳殿へ
半日旅の締めは瑞鳳殿。1636年に70年の生涯を閉じた伊達政宗の霊屋です。
杉木立の中を進んだ先に現れる建物は、黒を基調に金や鮮やかな色彩を使った華麗な姿。街を築いた人物の旅を、その人物が眠る場所で締めくくります。
仙台城跡で現在の街を見渡し、大崎八幡宮で政宗が育てた文化に触れ、最後に瑞鳳殿へ。史跡を点で巡るのではなく、「政宗が何を仙台に残したのか」を追うと、半日の街歩きが一本の物語になります。


TODAY’S FUKEIIN
政宗をたどる旅に、風景印を一枚。
今回のルート周辺で立ち寄りやすい候補のひとつが仙台川内郵便局。風景印には、広瀬川と伊達政宗騎馬像、東北大学川内記念講堂が描かれています。旅程に無理に組み込まず、時間とルートが合えば立ち寄ってみてください。
- 郵便局
- 仙台川内郵便局
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区川内元支倉35
- 郵便窓口
- 押印前に日本郵便公式で最新の営業時間をご確認ください
- 図案
- 広瀬川・伊達政宗騎馬像・東北大学川内記念講堂風景印
広瀬川と伊達政宗騎馬像を描き、東北大学川内記念講堂を配した図案です。
※風景印を目的に訪れる場合は、郵便窓口の営業日・営業時間を事前に確認してください。
ONE STAMP, ONE JOURNEY.
半日の景色を、
一枚の風景印と一緒に。
仙台城跡から街を眺め、大崎八幡宮で伊達文化に触れ、仙台の味を楽しみ、最後は瑞鳳殿へ。今の仙台を歩きながら、政宗がこの街に残したものをたどる半日旅です。
風景印めぐり